IFRSを解く
IFRS検定(国際会計基準検定)例題
IFRS 検定試験のサンプル問題を解く事ができます。
IFRS 検定に興味がある方は、是非解いてみてください。
例題(1)
Brown社は期末日の翌日から起算して3年後に返済する約束でWhite社から借入れを行っており、借入残高はBrown社の財政状態計算書において非流動負債として表示されている。財務諸表の期末日以前において、Brown社はこの借入契約の財務制限条項に抵触したことで期限の利益を喪失し、当該債務は要求払いとなった。これに対しWhite社は、期末日後であるが財務諸表が承認される日よりも前に、違反の結果として返済を要求しないことに合意した。 IAS第1号「財務諸表の表示」によると、このような借入金は財政状態計算書のどの区分に表示されるか。
- 流動資産
- 非流動資産
- 流動負債
- 非流動負債
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正解:C
例題(2)
以下はJet社が自社の工場で使用する為に新たに取得した原子力関連設備に関する情報である。当該設備の代金はCU5,000であった。また、設備メーカーがJet社の工場へ設備を輸送するのに要した費用はCU200であった。Jet社は法律上、耐用年数を経過した設備を解体する義務を負っており、その為のコストの現在価値はCU400と見積もられた。 IAS第16号「有形固定資産」に従えば、Jet社の財務諸表において当初認識すべき当該設備の取得原価はいくらか。
- CU5,000
- CU5,200
- CU5,400
- CU5,600
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正解:D
例題(3)
Bell社は、初めてIFRSを財務報告基準として適用することになり、その最初のIFRS財務諸表の報告期間の末尾は20×5年3月31日である。Bell社は1年分の比較情報を表示する予定である。 IFRS第1号「国際財務報告基準の初度適用」によると、IFRS移行日はいつになるか。
- 20×3年4月1日
- 20×4年3月31日
- 20×4年4月1日
- 20×5年3月31日
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正解:A
例題(4)
「財政状態」という言葉を最も適切に述べているのは、次のどの説明か。
- 企業の収益及び費用の純額
- 現金及び現金同等物のフローに寄与する企業の潜在力
- 企業の金融資産から負債を差し引いた純額
- 企業の資産、負債及び持分
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正解:A